第2回笑顔流大賞受賞者 心の英雄賞(MVP) 阿部太哉さん(宮城県一迫町)

2017/01/24

阿部太哉です。
僕のエピソードを載せます。
宜しくお願い致します。

 

在宅ホスピスの現場では、
僕は役に立たない人間でした。

在宅ホスピスの患者さんは、
余命を宣告された方々です。

死を宣告された方へのリハビリは
難しく、何をして良いのかわからなくなります。

ある時、在宅リハビリの依頼を受け、
健一さんという男性と出会いました。
健一さんは、余命半年と言われていました。

僕は、健一さんのためを想って
リハビリプログラムを色々考えました。

「まずは足腰を鍛える為にスクワットを10回
そのあとに外に歩きに行って体力をつけよう」
と、リハビリの教科書通りのプログラムを考えて、
行ってもらいましたが、何一つ効果は
ありませんでした。

日に日に健一さんの全身状態が悪化
していくわけですから、
いくら体を鍛えてもなんの意味も無いわけです。
それどころか、逆に体に負担がかかり、
逆効果になっていました。

体が衰弱していくにつれて、
心も落ち込んでいきます。
「死ぬのが怖い」と言われ、
何も出来ない自分がいました。

どうしようもない時に、
ある人を思い出しました。

それは、堀内先生です。

先生の笑顔流筆文字は、
誰が見ても愛と感動を
与えてくれます。

僕も、先生に筆文字を
教えて頂いてから、
ハガキに書くのが大好きで、
色んな人へプレゼントしていました。

そうすると、相手から、
「すごく癒される文字ですね」
「心が満たされます」
と言われた事を思い出しました。

それなら、色紙に健一さんの
思い出の写真を貼り付けて、
筆文字でメッセージを書いたら
喜ぶのではないかと思い、
色紙を作りました。

出来上がった色紙を健一さんの
ところへ持っていきました。

そのころには、健一さんの
容態は悪化しており、
座っているのも苦痛に感じるほどでした。

身も心もボロボロな状態の時に、
色紙なんて喜んでくれないんではないか。
と心配しながら手渡しました。

手に取った健一さんは、
喋ることさえ苦痛のはずなのに、
ニコッと笑顔を見せてくれて、
ありがとうと言ってくださいました。
ご家族の皆さんも、
ありがとう、
ありがとうと、
沢山、うれしい言葉を
かけて下さいました。

その色紙を手渡した次の日、
僕がマッサージをしている最中に、
奥さんの手を握りながら、
健一さんは、息を引き取られました。

その後のお葬式に僕も参列
させていただきました。

会場へ行くと、
健一さんの若い時の写真が
飾られていました。

その横を見ると、
僕が書かせていただいた
色紙が飾ってありました。

それを見た瞬間、
とても嬉しく、
涙があふれてきました。

はじめは、
何の役に立てない
リハビリをしていたのが、
色紙を書くことで、
健一さんに一瞬でも喜んで頂けたことは、
本当に嬉しかったです。

このきっかけを頂いたのは、
堀内先生のお陰です。
本当に感謝しています。

僕は、これからも、
在宅ホスピスという分野の
リハビリを行っていきます。

今回の健一さんとの
関わりの中で学んだ、
「心を癒すリハビリ」を広めるために、
笑顔流筆文字と
共に前へ歩んでいきます。

堀内先生、本当にありがとうございました。

 

 

堀内からのコメント

 

MVP心の英雄賞 宮城 阿部太哉さん

震災でお父さまを失い、一度は人生を見失うも、笑顔流を緩和治療の分野で生かすことに出逢いました。その中で、余命2、3ヶ月の患者さんに笑顔を届け、夢を叶えるお手伝いをしました。結果、お医者さんも驚くくらいに余命以上に長く生きる方もおられます。この活動を通じて、心の復興を果たすきっかけになったとのことした。体験談の発表には誰もが涙しました。

 

 

 

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